宮城県の伝統工芸「玉虫塗」、初の酒瓶製作
内ヶ崎酒造店の“雫取り”鑑評会出品酒とコラボし、数量限定で発売





創業1939年、宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」の総本舗・東北工芸製作所(宮城県仙台市)は、合資会社内ヶ崎酒造店(富谷市)と協働し、同蔵が鑑評会出品のために特別な製法「雫取り」で搾った熟成酒を、当工房が初めて手掛けた“玉虫塗の特製酒瓶”に詰めた記念商品を数量限定で発売いたします。
本企画は、宮城を代表する伝統技術と酒造文化をひとつに結び、地域の美と技を国内外へ届けることを目的に立ち上げられました。

 

玉虫塗で初めて挑んだ「酒瓶」という新たなキャンバス

玉虫塗は、銀粉を蒔いた上に透明性を調整した玉虫の赤い塗料を重ね、内部から光が湧き上がるような奥行きある輝きを生む宮城独自の技法です。
今回の酒瓶開発では、

    • 全面に均一な光沢と色の深みを出す難しさ
    • 曲面への銀蒔きの密着性確保
    • 酒瓶専用の透明度・耐久性の検証

 

など、通常の食器制作とは異なる高い技術検証が求められました。

工房の熟練職人が試作を重ね、銀の輝きと透明感のある赤色が立体的に浮かび上がる、グラデーションの玉虫塗の瓶が完成しました。
瓶の首には、玉虫塗の特製プレートを下げ、工芸品としての価値を高めています。

 

「雫取り」鑑評会用の秘蔵酒と、宮城の工芸技術が出会った限定品

内ヶ崎酒造店の「雫取り」は、醪(もろみ)を布袋に入れて吊るし、一切の圧力をかけず自然に滴り落ちる雫だけを集める極めて貴重な手法で、鑑評会出品酒のためにのみ行われます。

この雫取り酒は国内外の鑑評会で高く評価されており、蔵で-5℃保管されてきた特別な熟成酒を、今回初めて商品化。
その希少な酒を、東北工芸製作所の玉虫塗瓶へ杜氏が一本一本手詰めし、宮城の工芸と酒文化の融合が実現しました。

 

商品概要(例:大吟醸 鳳陽「雫のきらめき」)

  • 商品名:鳳陽 雫のきらめき
  • 容量:720ml
  • 醸造年度:令和元年度
  • 特定名称:大吟醸
  • アルコール度数:17度
  • 精米歩合:40%
  • 原料米:美山錦
  • 価格:35,000円(税抜)
    ※その他、鑑評会受賞酒を詰めた別バージョンも数量限定で販売。

 

●合資会社内ケ崎酒造店 寛文元年(1661年)宮城県富谷市にて創業。来年には365周年を迎え、県内屈指の歴史と伝統を誇っています。明治初期からの白壁の蔵で造る、伝統に裏付けされた南部杜氏の手造りの酒は、国内外で高い評価を得ています。 全国新酒鑑評会では通算22回金賞を受賞。令和4年には蔵の華・令和5年には吟のいろはを使用した純米大吟醸酒が、ともに宮城県の酒造好適米を使用しての初の金賞受賞を成し遂げています。海外のコンクールにおいても、同社の輸出先として最大手のアメリカにて行われている海外での日本酒のコンクールとして最も歴史の長い「全米日本酒歓評会」において2022年にエメラルド賞を受賞しています。この賞は、第一回からの受賞を数値化し、その累計が最も高くなった蔵元に贈られる賞です。
●本件に関する連絡先 合資会社内ヶ崎酒造店 宮城県富谷市富谷新町27 022-358-2026
合資会社内ヶ崎酒造店 HP https://uchigasaki.com/