漆器の海外輸出 TPPの影響について

TPP 玉虫塗

TPPにおける動きについて、河北新報社から取材を受けました。東北工芸製作所では、欧州を中心に海外取引を行っておりますが、今後の広がり次第ではTPPの加盟国間で新たな商圏が広がると期待をしており、これまでに取引のない米国や他国への輸出を視野にいれていきます。

漆器の関税率については河北新報社より詳しい情報を教示頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

※経済産業省より関税率の最新データを提供されましたので、下記の内容をアップデートしました。(2016年7月25日付)

【下地が木製品】
ペルーは6年目で関税を撤廃(段階的撤廃)、メキシコ、豪、馬は10年目で撤廃発効済みEPAにより既に無税であり、星、文は現行無税。その他95カ国は即時撤廃。
※これまでの米国の関税率は3.2〜5.3%でした。

【下地がプラスチック】
ニュージーランド、ベトナム、ペルー、メキシコは段階的撤廃、他の7カ国カナダ、米国は即時撤廃。星、文は現行無税。他の4カ国は発効済みEPAにより既に無税。
※これまでの米国の関税率は3.43.1〜6.5%でした。

▼ 東北経済界 軽快と期待 TPP大綱決定
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151126_72001.html