玉虫塗の製作工程|玉虫塗とは|伝統工芸「玉虫塗」東北工芸製作所

製作工程 TECHNIQUE

彫り、塗り、研ぎ、蒔き…約17もの工程を経て、玉虫塗独特の風合いは作られます。美しく輝く漆の下には、職人技が何層にも重なっています。

下地作り

1 下地作り

木や金属、プラスチックなどでできた素地の凸凹や傷を、磨いたり削ったりを繰り返し、漆を塗られる状態にします。

中塗り

2 中塗り

漆を塗り、研磨するという作業を繰り返して、表面をさらに滑らかに強くしていきます。複数回の工程を要する、手間のかかる作業です。

銀粉蒔き

3 銀粉蒔き

最大の特徴である「艶やかな光沢」を生み出す、玉虫塗だけの独特の工程。漆を接着剤にして、銀の粉末を蒔きつけます。銀粉を多く蒔くと輝きは強くなりますが、漆の密着が弱くるため、銀粉の量と密着度のバランスが難しい気の抜けない作業です。

上塗り

4 上塗り

赤や緑の玉虫漆を塗ります。まさに熟練の技が必要とされるのがこの上塗りの作業。湿度や温度に合わせて適切な塗料の配合を調整し、均一に色を塗っていきます。埃やゴミが付かぬよう、そして色むらができないよう、細心の注意を払って緻密な作業を繰り返します。

加飾

5 加飾

沈金や蒔絵といった、模様を施します。ひとつひとつ専門の職人が手作業で、漆器独特の華やかな飾り模様を描いていきます。
※蒔絵:漆で絵を描く技術
※沈金:模様を彫っていく技術。

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